知的財産ニュース 2026年、忠淸北道の忠州市に第2号広域発明教育支援センターを設置する

2023年7月19日
出所: 韓国特許庁

韓国特許庁・忠北教育庁、未来創意人材の育成に向けて手を組む!

韓国特許庁と忠清北道教育庁は、未来創意人材の育成に向けて協力し、忠清北道忠州市に韓国最大規模の広域発明教育支援センターを設置する。2022年3月に開館し、高い好評※を得ている慶尚北道慶州市の第1号広域発明教育支援センターに続き、中部圏域の新しい発明教育拠点が誕生するものと期待される。
※2022年3月の開館以来、約1年4か月で来館者数21万人突破

特許庁は、7月19日水曜日午前11時、政府大田庁舎で忠清北道教育庁(以下「忠北教育庁」)と中部圏広域発明教育支援センターの設置・運営に向けた業務提携を締結すると発表した。広域発明教育支援センターは、地域発明教育の中枢的な役割を果たす総合発明教育施設として、生徒向けに体験・深化発明教育を提供し、地域発明教育を総括するとともに、地域に発明文化を広める役割を果たす。

忠北教育庁は、忠州市弾琴公園の敷地にある世界武術博物館をリニューアルして体験館に造成し、追加で教育館を新築して延べ面積11,225㎡に及ぶ韓国最大規模の広域発明教育支援センターを2026年開館する予定である。多様な観光資源と連携した発明教育コンテンツを開発し、周辺の教育施設と連携して弾琴公園全域を「未来教育創意融合発明特区」に造成する計画である。特許庁は、発明教育の専門性を活用して体験・深化コンテンツの開発および設立・構築のための予算や人材などを支援する予定である。

特許庁長は、「中部圏広域発明教育支援センターは、地元の青少年、教員、住民にとって発明教育の機会を拡大し、発明文化を広める重要な役割を果たすことになるだろう」とし、「より多くの生徒が発明・創意教育を通じて未来に向けた創意人材として成長できるよう、忠北教育庁と積極的に協力していきたい」と述べた。

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