知的財産ニュース 韓国特許庁、慶尚南道の中小企業向け知的財産懇談会を開催

特許庁、中小企業の知的財産関連隘路の解決に乗り出す

韓国特許庁は、3月6日月曜日午後2時に慶尚南道で、積極行政の一環として、慶尚南道に所在する中小企業約30社の関係者を対象に知的財産懇談会を開催すると発表した。今回の懇談会は、特許庁が推進中の「国民・企業と共にする現場コミュニケーション」の一環として開催され、今後も継続して推進する予定である。懇談会には、特許庁長、産業通商資源中小ベンチャー企業委員会委員、韓国発明振興会常勤副会長、昌原商工会議所会頭などが参加し、中小企業が直面している知的財産関連隘路を聴取し、解決策を議論する。

特許庁は、中小企業の知的財産創出に向けたさまざまな支援事業を紹介し、慶尚南道地域の知的財産政策の推進現況と成果を共有する。慶尚南道地域の中小企業は、地元の中小企業が成長し飛躍するためには知的財産が必要であることに共感し、知的財産分野の中小企業支援主体の一元化や支援拡大など、業界の建議事項を伝える。

特許庁長は、「韓国の中小企業がグローバル技術覇権時代に海外市場で優位を占めるには、強力な知的財産権が土台にならなければならない」とし、「特許庁は、中小企業が知的財産権取得を通じてグローバルな強小企業に成長し、韓国内市場はもちろん、海外でも成功できるよう支援を拡大していきたい」と述べた。