知的財産ニュース 韓国特許庁・製薬業界、知的財産分野の現場懇談会を開催

製薬産業の世界競争力、知的財産で羽を伸ばそう

韓国特許庁は、2月17日金曜日午後3時にソウルで、積極行政の一環として韓国内製薬業界の主要企業の知的財産担当関係者との現場懇談会を開催したと発表した。懇談会は、新型コロナウイルスの感染拡大以来にその重要性が一層増している韓国内製薬産業の世界競争力を強化するために、製薬業界の知的財産関連隘路事項をモニタリングし、さまざまな建議事項を聴取するように設けられた。

懇談会の参加者は、製薬分野の海外リーディングカンパニーとの新薬開発競争に関する隘路事項を紹介し、研究開発の結果を迅速に保護されるための審査・審判サービスや存続期間延長制度などと関連する業界の建議事項を伝えた。それに対し、特許庁は、米国・欧州などの先進国水準に医薬品の特許存続期間延長制度を改善するなど、製薬業界の研究開発イノベーションをサポートするための多様な取り組みを紹介した。

特許庁長は、「未来に向けたイノベーション成長エンジンである製薬産業の高品質特許は、韓国企業がグローバルリーディングカンパニーに飛躍するためのカギだ」と強調した上で、「特許庁は、韓国内製薬業界の研究開発成果を積極的に保護し、韓国の製薬企業がグローバルな優秀製薬会社へと成長できるよう最後までサポートしていきたい」と述べた。