知的財産ニュース 2022年知的財産才能寄付の授賞式
2022年11月22日
出所: 韓国特許庁
知的財産の競争力を高めてくれる特別な才能寄付!
韓国特許庁が主催し、韓国発明振興会が主管する「2022年知的財産才能寄付授賞式(※)」が11月22日火曜日11時に大田で開催される。「知的財産才能寄付授賞式」は、長い間自分の知的財産才能を中小企業・小規模事業者などに無料で寄付してきた才能寄付者を励まし、才能寄付文化を広めるために設けられた。2012年から2021年までデザイナー、教師、弁理士などがブランドの開発、知的財産教育・コンサルティング、技術分析の支援など計1,726件の知的財産才能寄付活動を繰り広げてきた。
※知的財産才能寄付授賞式:3年以上才能寄付を続けている全国の優秀な才能寄付者(10名)に特許庁長・韓国発明振興会長の表彰を授与
今年の授賞式では、地域の中小企業、小規模事業者、学校などにブランドや包装デザインの開発を支援しているキム・ジウン代表とチョン・チャンヨン代表、ヤン・ヒサン代表、児童保護施設で発明体験教育を行ったキム・チョヌン教師、済州の零細中小企業に特許分析と商標登録を支援したキム・ホソン弁理士等5人が特許庁長の表彰を受賞する。消滅しつつある地域旧都心の伝統市場の活性化に向けた広報物デザインの開発・製作を支援し、地酒の包装デザインの開発を支援したウ・ウニョン代表取締役等5人には韓国発明振興会長の表彰が授与される。
チョン・チャンヨン代表(特許庁長表彰)は、「寄付を通じて地域企業の価値を高めることに共にするのは、社会的責任の実現だ」と感想を述べた。
特許庁の産業財産政策局長は、「知的財産才能寄付は、企業の自活労働者の追加雇用、児童養護施設・奨学財団の奨学金寄付などにつながっている」とし、「知的財産才能寄付を通じて資源を地域社会に還元する好循環構造が定着するよう支援を続けていきたい」と語った。一方、知的財産才能寄付の希望者や要支援者は、ウェブサイトまたは地域知的財産センターへの訪問を通じて申し込むことができる。
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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