知的財産ニュース 科学技術と知的財産の融合フェスティバル、江原道で開かれる

江原クリエイティブアイデア公募展で「ペットの体形に合わせたブラッシング装置」が大賞を受賞

韓国特許庁と江原道、原州市は、「第11回江原知的財産フェスティバル」を江原道の原州で9月1日木曜日から4日間開催すると発表した。「江原知的財産フェスティバル」は、2016年から江原道最大規模の科学技術イベントである「江原科学技術大祝典」と共に開かれ、科学技術と知的財産の融合フェスティバルに発展した。

今回のイベントはオン・オフラインで開催され、科学探求報告書作成講演と実生活に関連する生物・物理分野の原理の講演が提供される。江原道の有望企業の知的財産基盤創業・成長優秀事例の展示、企業の投資誘致を支援する企業説明会および模擬投資大会と参加した誰でも楽しめる体験イベントも行われる。また、科学をマジックに取り入れたストリート公演「科学バスキング」とクイズショー形式の「挑戦ゴールデンベル」、科学技術をテーマにした公演・映画などが上映され、科学と知的財産に対する関心を高める計画である。

一方、今回のイベントでは、江原道の知的財産の創出・活用・保護に貢献した知的財産功労者を表彰し、「江原道クリエイティブアイデア公募展」で入賞した優秀アイデア発明品も披露する。今年の公募展では、ペットの体形に合わせて柔軟に動き、ブラッシングによる痛みを和らげられる「ペットの体形に合わせたブラッシング装置」が大賞を受賞した。イベントに関する詳細は、公式ウェブサイトから確認できる。

特許庁の産業財産政策局長は「今回のイベントは、未来成長のコアエンジンである知的財産により気軽にアプローチできる場だ」とし、「特許庁は、地域のクリエイティブなアイデアが知的財産を通じて創業につながり、地域のイノベーション成長に貢献するよう支援する」と述べた。