知的財産ニュース 知的財産サービス産業の活性化に向けたサービス需要者懇談会を開催

知的財産サービス産業に対する現場の声を聴く

韓国特許庁は「知的財産（IP）サービス産業の活性化に向けたサービス需要者懇談会」を6月10日（金曜）14時に韓国特許庁ソウル事務所で開催すると発表した。

この懇談会は、2月に開催された知的財産サービス企業（供給者）懇談会で議論された知的財産サービス産業の主な懸案、役割および発展方向などについて、知的財産サービス需要者の意見を収集するために設けられた。

知的財産サービス産業活性化に向けた需要者懇談会の概要

日時／場所：2022年6月10日（金曜）14時～17時／韓国特許庁ソウル事務所
参加者：
（韓国特許庁）チョン・ヨヌ産業財産政策局長、キム・チュンギョン産業財産活用課長
（産業界）知的財産サービス需要企業

知的財産サービス産業は、知的財産分野の調査・分析、法律代理・翻訳、相談（コンサルティング）・管理、評価・取引、担保ローン・投資などにおいて、企業・公共研究所などの知的財産の創出・保護・活用活動について専門的な支援サービスを提供し、収益化する産業であり、研究開発（R&D）結果を質の高い知的財産に転換させて経済的な収益の創出に繋げる役割を果たしている。

韓国特許庁は懇談会で提案された意見を反映し、知的財産サービス産業の役割の強化および知的財産サービス企業の競争力の向上など知的財産サービス産業の活性化に向けた方策を取りまとめる予定である。

韓国特許庁の産業財産政策局長は「国の研究開発（R&D）の効率性を高め、研究主体の知的財産競争力を確保するためには、知的財産サービス産業が成長しなければならない」と強調し、

「経済・産業全般で加速するデジタルトランスフォーメーションに合わせて、知的財産データや人工知能（AI）などデジタル新技術を活用した知的財産サービスを普及させるための政策を策定して推進する」と述べた。