知的財産ニュース メタバース分野のデザインを保護するために現場の意見を聴く!

2022年5月17日
出所: 韓国特許庁

韓国特許庁、メタバースデザイン専門家協議体を開いて制度改善を議論

韓国特許庁は、メタバースのデザインを保護するための制度改善案を作成するために、「メタバースデザイン専門家協議体(以下、協議体)」の1次会議を韓国デザイン振興院で5月18日水曜日午後2時から開催すると発表した。

協議体の概要

日時・場所:2022年5月18日水曜日、午後2時、韓国デザイン振興院
主要参加者:
(企業)キム・ジユン代表(LENGED)、シン・スジン代表(SJ CLO)、ハン・ギギュビジネスマネージャー(NAVER Z)、ペ・オギョル対外協力チーム長(Nike Korea)など
(法曹界)キム・ウン弁理士、チョウ・ヒウ弁護士など
(学界)イ・ヨンジュン教授(弘益大学校)、キム・ボソプ教授(高麗大学校)、チョン・ジョンファ副研究委員(韓国知識財産研究院)など

今回の協議体は、メタバースデザインの実務者をはじめ、メタバースプラットフォームの提供・活用企業、法曹界および学界の専門家等で構成された。特許庁が先にデザイン保護法によるデジタルデザイン保護の現況およびメタバースデザイン権の争点事例などを発表し、次いで協議体に参加した専門家の意見の収集および討論が行われる予定である。

協議体は、専門家の分野別に分科を構成し、3回にわたって協議体の会議を開催する計画であり、特許庁は、メタバース関連教育およびセミナーなど、さまざまな分野での協力を続けていく予定である。

特許庁の商標デザイン審査局長は「メタバースデザイン専門家協議体の運営を通じて現場の専門家の意見を積極的に集め、デジタルトランスフォーメーション時代にふさわしいデザイン保護法の改正を推進していきたい」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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