知的財産ニュース 「2021キャンパス特許ユニバーシアード授賞式」開催

2021年11月24日
出所: 韓国特許庁

韓国漢陽大学ERICAキャンパスのキム・ヘダム外2人チーム、大統領賞受賞

韓国特許庁は「2021キャンパス特許ユニバーシアード授賞式」を11月24日水曜日午後5時にソウルの朝鮮ホテルで開催する。今年で14回目を迎えるキャンパス特許ユニバーシアードは、企業と研究機関が懸案課題を出題すれば、学生が特許データを分析・活用してクリエーティブなアイデアを提案する大会である。

今回の大会では韓国国内の72の大学から1,747チームが参加し、27校の123チームが受賞の栄誉を得た。大統領賞には「視覚人工知能基盤の動作の分析・評価技術」をホームフィットネスの事業化戦略に活用したキム・ヘダム/キム・ジホ/キム・スンジョンチーム(漢陽大学ERICAキャンパス)が選定された。このチームは「実現可能な事業を提示するために特許分析の徹底と需要企業の調査を行い、大会を通じて多様な専攻者間の協力が重要であることを感じた」と受賞の感想を述べた。

国務総理賞にはキム・テメン/チェ・ボナチーム、科学技術情報通信部長官賞にはシム・ジェヨン/チョン・ソユン/パク・ソヨンチーム、イ・ユナ/クォン・ジュヒ/チョン・ジュニョンチーム、産業通商資源部長官賞にはイ・ヘジン/チェ・ジウォン/キム・ミンジチーム、パク・ウンギョン/ソ・ジンチャン/キム・ハヨンチーム、特許庁長賞にはイ・ジョンミン/ト・ソラチーム、ペ・ウジン/シム・ヨンジン/カン・ダウンチームが受賞者として最終選定された。

受賞者は「次世代知的財産リーダー(※)(YIPL)」プログラムを通じて、体系的な知的財産講座の受講の機会とスタートアップ支援のメリットを享受できるようになる。
※CEO講演、知的財産講座、地域ネットワーク、産業体訪問、スタートアップ支援コンサルティングなどを提供
特に、今回の大会で漢陽大学ERICAキャンパスは、最多受賞および最多応募の大学賞を受賞することになった。

今回の授賞式では「2021年キャンパス特許ユニバーシアード」で優秀な成績をおさめた学生・指導教授に対する激励とともに、優秀事例も発表される予定である。

特許庁長は「受賞作の発明事業化に対するアイデアと特許戦略を見てみたが、市場調査や分析の水準が実際に企業現場で活用してもそん色がないほど優秀だった」とし、「これからも韓国の学生たちが特許ビックデータの活用能力を備え、第四次産業革命を先導する人材として成長するよう関心と支援を惜しまない」と伝えた。

本大会に関する詳細はキャンパス特許ユニバーシアードのウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますから確認できる。また、授賞式は新型コロナの感染拡大を防止するために出席者を最少化しており、韓国発明振興会の公式YouTubeチャンネルを通じてオンラインで生中継される。

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