知的財産ニュース 特許庁、アイデアと知的財産で武装した未来の産業人材を育成

2021年9月29日
出所: 韓国特許庁

2022年職業系高校の発明・知的財産教育に新たに参加する学校を募集

韓国特許庁は、職業系高校生の創造性を増進し、知的財産に対する素養の強化するために、「職業系高校の発明・知的財産教育支援事業(教科開設支援事業)」に参加する学校を募集する。

本事業は、知的財産に強い産業技術人材を育成するため、選定された学校に発明・知的財産の教育課程の編成(2単位以上)、教科運営に関連するコンサルティング、企業と連携した発明教育プログラムの運営、発明サークルの運営および各種発明・創造性大会への参加、学生のアイデアの高度化・知的財産権の出願支援などを提供する計画である。

今回の事業では、職業系高校の5校を募集する予定であり、参加を希望する学校は、9月29日(水曜)から11月5日(金曜)までに申込書と事業計画書を作成し、郵便や電子郵便で提出すればよい。


  • 事業計画書フォーム:特許庁と韓国発明振興会のウェブサイトからダウンロード
  • 提出先:韓国発明振興会の創意発明研究室
住所:(06133)ソウル特別市江南区テヘラン路131韓国知識財産センター17階
E-mail:charm@kipa.org

一方、特許庁では、職業系高校の発明・知的財産における専門性を強化するために、2008年から職業系高校の発明・知的財産教育を運営してきた。

その結果、発明・知的財産教育を経験した学生は、知的財産権の出願5,419件、産学協力による就職連携1,301人、技術移転13件、アイデアを活用した創業27件など、注目すべき成果をあげている。

それ以外にも、現場で発明教育を直接体験した学生と教師、学生の保護者はいずれも学生が発明教育を通じて創造的で主導的な人材に成長することができたとし、高い満足度を示している。

特許庁の産業財産政策局長は、「未来社会には高い技術熟練度だけでなく、創造的な問題解決能力と協力・コミュニケーション能力を保有している人材が求められるが、多くの職業系高校の学生が発明・知的財産教育を受けることにより、このような主要な能力を習得し、創造的かつ革新的な人材に成長できることを期待している」と述べた。

詳細な選定日程および内容は、特許庁外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます韓国発明振興会外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます発明教育ポータルサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますのウェブサイトを通じて確認することができる。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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