知的財産ニュース 特許庁、未来のイノベーション企業家として成長する発明英才を発掘

2021年8月24日
出所: 韓国特許庁

未来のマーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスクを探します!9月1日から「2022年度知的財産基盤の次世代英才企業家教育院」の新入生を募集

韓国特許庁は、マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスクのように独創的なアイデアで武装したクリエイティブな起業家を育成するために、「2022年度知的財産基盤の次世代英才企業家教育院」の新入生(第13期)を募集すると発表した。

KAIST、POSTECHが連携して推進している本事業は、創造性とポテンシャルのある中学生および13歳〜15歳の青少年を対象とする。興味のある学生は、9月1日(水曜)から10月1日(金曜)17時までKAISTのIP英才企業家教育院のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますとPOSTECHの英才企業家教育院のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで全国どこでも受け付けることができる。

選抜する人数は、教育院ごとに約80人で計160人余りであり、選抜選考は1次の書類選考と2次の面接選考で行われる。募集人数のうち5%は、社会的弱者の発明英才教育への参加を促すために社会統合選考で選抜される。

選抜された学生には、知的財産、起業家精神、未来技術、人文科学、コミュニケーション技術などのクリエイティブ融合教育が2年間提供される。この教育を通じて、学生は次世代のリーダーに必要な能力を涵養し、知識財産を基盤とする企業家として成長する機会を得ることができる。

選抜された学生は、教育院の課程を修了した後も、修了生向けの専門教育を受講することができ、修了生のネットワークに参加するなど、未来の企業家として成長するための教育・インフラの提供を継続的に受けられる。

特に修了生は、2020年に発足した修了生ネットワーク「ACCEL(※)」に参加し、1,000人余りの修了生と交流しながらアイデアを分かち合い、将来の創業パートナを探すなど、創業基盤を構築する機会を設けることができる。

※ACCEL(Alumni of Center for Creative Entrepreneur Leaders based on IP:次世代英才企業家の家修了生ネットワーク)

教育院を設立(2009年)して以来、11年間輩出された修了生は、知的財産権出願4,167件、スタートアップ創業57件および大韓民国人材賞40人受賞などの実績を見せ、社会に進出した修了生は知的財産基盤のCEOとして活動することで著しい成果を示している。

特許庁の産業財産政策局長は「未来社会は、創造性と知的財産の専門知識をもとに新たな価値を創出する人材を求める時代であり、成長ポテンシャルの高い発明英才たちが次世代英才教育院に志願して韓国を越えてグローバル人材として成長できることを期待している」とコメントした。

詳細については、発明教育ポータルサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで確認することができ、その他のお問い合わせは、韓国発明振興会(+82-2-3459-2756)に問い合わせることができる。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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