知的財産ニュース 金容善(キム・ヨンソン) 新任特許庁次長

2020年12月16日
出所: 韓国特許庁

政府は、12月16日付で特許庁次長に金容善(53歳)前特許審判院審判長を任命した。

金容善新任次長は、第37回行政考試(1994年任用)合格後、特許庁で公職生活を始め、庁長秘書官、国際協力課長、スポークスパーソン、産業財産政策課長、産業財産政策局長などの要職を多岐にわたって歴任した正統特許マンであり、米国ワシントン大学で知的財産専攻の博士学位を取得し、実務と理論両方とも専門性を認められている。

特に、国際協力課長在職時、韓国を含めた知財権5大強国協議体である「IP5会議」立役者を務め、2013年以降、4年間最長の産業財産政策課長として在職し、第四次産業革命時代の知的財産政策、中小企業特許共済導入」、「知的財産金融活性化対策」など国家主要知的財産政策を円満に推進した政策通でもある。

組織内の先輩および後輩の信望が厚く、2018年の特許庁組合の投票で「一緒に働きたい管理者」1位にも選ばれたことがあるなど、特許庁の内部コミュニケーションと団結を導くに適しているという評価である。

  • 1993年行政考試(第37回)、全羅南道高興郡 (1967年生まれ)、全州全羅高校、ソウル市立大学都市行政学科、忠南大学特許法務修士、米国ワシントン大学法学修士博士、特許庁長秘書官、情報開発チーム長、国際協力課長、スポークスパーソン、産業財産政策課長、産業財産政策局長、特許審判院審判長

金容善特許庁次長の略歴

キム・ヨンソン
  1. 姓名:金容善(キム・ヨンソン)
  2. 生年月日:1967年12月5日
  3. 学歴
    • 全州全羅高校
    • ソウル市立大学都市行政学学士
    • 忠南大学特許法務修士
    • 米国ワシントン大学法学修士・博士
  4. 経歴
    • 1994年   :第37回行政考試
    • 2001年9月 :特許庁 庁長秘書官
    • 2003年4月 :特許庁 意匠審査担当官
    • 2007年2月 :特許庁 情報開発チーム長
    • 2008年1月 :特許庁 国際協力課長
    • 2010年2月 :外交部 駐ジュネーブ代表部参事官
    • 2013年2月 :特許庁 スポークスパーソン
    • 2013年5月 :特許庁 産業財産政策課長
    • 2017年12月:特許庁 産業財産政策局長
    • 2018年12月:特許審判院 審判長

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