知的財産ニュース 慶尚北道北部(安東)・西部(亀尾)知識財産センターの看板上掲式を開催

2020年12月16日
出所: 韓国特許庁

知的財産権サービス、より便利になる

韓国特許庁は、12月16日(金曜)11時に安東(アンドン)商工会議所で「慶北北部知識財産センター」の看板上掲式を開催し、続いて15時に亀尾(クミ)商工会議所で「慶北西部知識財産センター」の看板上掲式を開催すると発表した。

「慶北北部知識財産センター」の看板上掲式には、韓国特許庁長、国民の力党の国会議員、慶尚北道知事、安東市長、元国会議員、安東商工会議所会長らが参加する。また、「慶北西部知識財産センター」の看板上掲式には、韓国特許庁長、国民の力党の国会議員、亀尾市長、慶尚北道経済副知事、亀尾商工会議所会長などが参加する予定である。

今回の看板上掲式は、既存の「安東知識財産センター」が「慶北北部知識財産センター」に、「亀尾知識財産センター」が「慶北西部知識財産センター」に、それぞれ名称が変わったため開催された。

名称に合わせて両センターは、2020年から管轄地域を安東と亀尾の近隣地域まで拡大(※)し、「中小企業IPダイレクト支援」(※※)サービスの他、「IPナレ(翼)プログラム」(※※※)まで支援するようになった。

※慶北北部センターの管轄地域:軍威郡、聞慶市、奉化郡、安東市、英陽郡、栄州市、醴泉郡、義城郡、青松郡
   慶北西部センターの管轄地域:高霊郡、亀尾市、金泉市、常州市、星州郡、漆谷郡
※※企業のIPに関する苦情を随時に相談・解決する緊急支援サービス
※※※創業企業が初期のIP問題を解決して安定的に市場に参入できるようにし、中小・中堅企業に成長するように支援する知的財産能力の強化支援プログラム(コンサルティング、IPポートフォリオ作成など)

これにより、既存の慶北知識財産センター(浦項市所在)とのアクセスが悪くて不便だった、北西部地域に所在する中小企業が、より便利に多様な知的財産サービスを受けることができるようになると期待している。

特許庁は、慶北北部知識財産センターと慶北西部知識財産センターの他に、6ヵ所(※)の知識財産センターも管轄地域と支援事業を拡大して、地方の中小企業に特化した密着型の知的財産サービスを支援している。

※京畿南部(水原)、江原南部(太白)、江原西部(春川)、忠南西部(西山)、忠北北部(忠州)、慶南西部(真珠)

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