知的財産ニュース 特許庁、次世代英才起業家ネットワークの発足式を開催

2020年11月20日
出所: 韓国特許庁

次世代英才起業家ネットワークACCEL、未来のイノベーションを加速する!

韓国特許庁は、「次世代英才起業家ネットワークの発足式」を11月20日(金曜)午前10時30分にGSタワーで開催すると発表した。

今回のイベントは、「知的財産基盤の次世代英才起業家育成事業(※)」の修了生において、人的支持基盤作りに向けたネットワーク「ACCEL(Alumni of Center for Creative Entrepreneur Leaders)」を公式に発足する場である。

※創造性と潜在力を持つ13〜15歳の学生を選抜し、2年間の課程で特許、起業家精神、未来技術などを教え、MSのビル・ゲイツやGoogleのセルゲイ・ブリンのような知的財産基盤の企業家として育成する事業(2009年~)

2020年で1,000人以上の修了生を輩出した知的財産基盤の次世代英才起業家育成事業は、初期の修了生が社会に進出することにより、人的支持基盤作りと創業生態系の拡散が必要であるという意見と、修了生自らの努力が反映されたネットワークの発足式は、時宜適切で有意義な場であったという評価を受けた。

知的財産基盤の次世代英才起業家過程を受講した修了生のネットワークである「ACCEL」は、革新的なアイデアで急激な時代の変化に対応できる知的財産に特化したグローバル人材ネットワークを構築するためにキャリア、学術交流、ネットワークの3つの分科組織を構成して企業家精神を育てられる、さまざまな活動を推進する計画である。

当日のイベントには、新型コロナウイルスの拡散を防止するために最小限の人数が発足式に参加し、それ以外はオンラインプラットフォームを活用したライブ放送に参加する。ここで修了生ネットワークの代表(1期)が修了生ネットワーク「ACCEL」のビジョンと推進計画を発表し、ネットワーク名称公募展の授賞式を行う予定である。

それとともに、発明コンテンツで創業したGeekbleの代表が創業ビジョンストーリーについて講演し、ACCEL組織委員会が直接企画したゲーミフィケーション(※)とオンラインゴールデンベル(クイズゲーム)など、協力的なネットワークとコミュニケーションを通じて次世代英才起業家としての誇りを確認する時間を持つ予定である。

※ゲーム的思考法で非ゲーム分野の問題を解決する方法を探り出す教育とゲームを融合した方式

ここ11年間、特許庁が主催し、韓国発明振興会、KAIST・POSTECHと一緒に推進してきた、次世代英才起業家育成事業教育を受けた学生は、知的財産権の出願3,731件、スタートアップ創業47件、大韓民国人材像37人の受賞という実績を出しており、社会に進出して知的財産基盤のCEOとして活動するなど、刮目すべき成果を上げている。

特許庁長は、「イーロンマスクは、いわゆる『ペイパルマフィア』という、シリコンバレー・スタートアップの主要ネットワークを活用して米国を代表する経営者に成長したように、「ACCEL」もその名の通り未来の変化を加速化する主要ネットワークに成長して韓国のイーロンマスクを育てられることを期待している」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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