知的財産ニュース 江原道の持続可能な技術イノベーション、知的財産から見つける

2020年10月22日
出所: 韓国特許庁

10月22日~31日、江原情報文化振興院(春川)で「江原知的財産フェスティバル」を開催

韓国特許庁は10月22日から31日まで、江原情報文化振興院(江原道春川市)で「未来科学技術者の持続可能な技術イノベーション」をテーマに「2020江原知的財産フェスティバル」をオン・オフラインで開催する。

2020年で9回目を迎える「江原知的財産フェスティバル」は2016年から始まり、江原道最大規模の知的財産‐科学技術行事である「江原科学技術大祭典」と連携して開催され、科学技術と知的財産を1ヵ所で楽しめる総合イベントとして発展・成長してきた。

特に2020年は、新型コロナウイルスの拡散を防ぐために専用のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを通じて知的財産を基盤とする創業と企業成長のベストプラクティスを行事の期間中に展示・共有し、地域の優秀なIP(知的財産)人材が企業の採用担当者に直接自分を広報する「IP地域人材PRコンテスト」が10月22日に開かれる。

また、地域の優秀企業に対する投資資金を誘致するために投資家とのマッチングの場を提供する「IP模擬投資オーディション」も22日に開催する予定である。

その他にも、科学をテーマにした小規模のミュージカル公演と主題講演を「江原科学のリアルLIVE」というタイトルで、24日と25日の両日間提供し、ミニドローンの操作などが体験できる「家で楽しめる科学キット体験」も行われる。

一方、行事の初日である22日には、江原道の科学技術と知的財産の発展に貢献した科学者と企業人、道民を奨励するために「江原科学技術大賞」と「江原創意アイデア・デザイン公募展」の授賞式を行い、知的財産権の有功者を表彰する。

特許庁の産業財産政策局長は、「今回の行事は、江原道の未来技術イノベーションの中核である特許、デザインなどの知的財産をオンラインで体験できる場を設けている」とし、「デジタル経済へのシフトが加速化している中、地域の創造的なアイデアが知的財産として権利化されて創業につながりイノベーション成長と雇用創出に実質的に貢献できるよう、さまざまな努力をしていきたい」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

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