知的財産ニュース 特許庁、大韓弁理士会と提携して相互協力策について協議

2020年6月11日
出所: 韓国特許庁

公正かつ透明な審査・審判行政に向けた審査・審判官および弁理士倫理綱領の制定・改正

韓国特許庁は、大韓弁理士会と「公正かつ透明な審査・審判行政に向けた懇談会」を6月11日の午後2時にソウルの大韓弁理士会館で開催した。

今回の懇談会は、公正かつ透明な審査・審判行政に向けて審査・審判官および弁理士倫理綱領の制定・改正などを行うために開催された。

具体的には、
・審査や審判事件処理の進行状況などのリアルタイムでのカカオトーク・携帯メール・Eメールサービスの拡大
・「職務関連事件の代理人など紹介禁止」の規定を新設する行動綱領の制定・改正
・「親密な間柄などの影響力行使の禁止」に関する弁理士倫理規定の強化策
などが議論され、具体的な実践方案は、今後の定例的なコミュニケーションを通じて設けていく計画である。

特許庁次長は、「審査・審判手続の透明性が公正な審査・審判の重要な要素」であると述べ、「大韓弁理士会との相互協力を通じて、国民目線に立って、公正で信頼できる特許庁になるように最善を尽くしたい」とコメントした。

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