知的財産ニュース 「チョンガイバー」イ・チョンヒ氏、「4時!特許庁」放送100回特番に出演

2019年5月7日
出所: 韓国特許庁

「組立式家具特許」保有の、真の特許ファミリーとして認定

特許庁は、ユーチューブ、フェイスブックなどを通じて毎日午後に放送される、「4時!特許庁」100回特番(5月7日(火曜)、午後4時放送)のゲストとして映画俳優のイ・チョンヒ氏が出演すると明らかにした。

今回100回特番のゲストとして出演するイ・チョンヒ氏は、過去に放送されたKBS時代劇の「大王世宗」で蒋英実役を演じており、また、自ら発明した携帯用の組立式椅子(※)の特許を出願して登録(番号10-1595771)を受けている。

※イ・チョンヒ氏が発明・デザインした携帯用の組立式椅子は、2014年に特許を出願し2016年に登録されており、本人と実の弟が経営するハイブロウ・カンパニー(HIBROW COMPANY)で販売している。

江原道原州市にあるハイブロウ・カンパニーにおいて行われた100回特番の収録では、「発明の日はいつ? 発明の日を指定した理由は何か」と、司会者からの突発質問もあった。

イ・チョンヒ氏は、「発明の日は、自分の誕生日(2月19日)と同じ19日であり、家庭の月の5月である」と答え、「文宗と蒋英実が世界初で発明した測雨器を、世宗大王が国民に公布した日」であると正確に答え、傍聴席とスタッフから歓声が上がった。

2018年12月10日の初放送後、毎日午後4時に、特許庁公式のソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に掲示される「4時!特許庁(※)」は、一日の統合再生件数が700回以上であり、累積再生件数は25万回を超える。

※一般人が難しいと感じる発明特許のイシューを、簡単で面白く説明するトークショーであり、特許審査官が直接司会を務め、公務員、発明家、知的財産専門家などがゲストとして出演する。

3月に、人気ユーチューバーの会社員A氏(チェ・ソヒ)と協業して製作した「ニセ化粧品」編は、再生件数が17万以上を記録した。また、女性発明家、青年創業者などがゲストとして出演したコンテンツも人気を集めている。

特許庁報道官は、「『4時!特許庁』が100回を迎えるまで苦労したスタッフと出演者に感謝を申し上げる」とし、「韓国国民が知的財産と親しくなるまで、より充実した内容で楽しい放送を作り上げるよう最善を尽くしたい」と覚悟を述べた。

一方、特許庁は、発明特許広報のために、フェイスブックにおいて「特許庁と最も似合う芸能人を推薦してください」というアンケートを、5月10日(金曜)まで行っている。現在、リプライに、イ・チョンヒ氏、ぺク・ジョンウォン氏、ユノ・ユンホ氏などが推薦されており、アンケート結果は5月中旬に発表される予定である。

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