知的財産ニュース 特許庁、産業財産権表示用QRコードのデザイン公募
2019年9月2日
出所: 韓国特許庁
全国民を対象に10月末まで
特許庁は9月2日から10月31日まで全国民を対象に、産業財産権登録情報を確認できる「QR コードのデザイン公募展」を実施すると発表した。
当選したQRコードは、2020年下半期から産業財産権を保有している製品に付けられ、特許・実用新案・商標・デザインなど、該当の製品に適用された産業財産権の情報を確認しやすくするために使われる予定である。
今回の公募展は世界のクリエイターがイラスト、音楽、写真など多様なデジタル作品を共有するネイバーのオンライン創作コンテンツプラットホームであるGrafolio Collaborationが運営する。応募希望者はネイバーのGrafolioに登録した後、コラボレーションメニュー
特許庁アイデア取引担当官は「現行の産業財産権表示ガイドラインによると、製品に登録番号を記入することはできるが、より具体的な情報が知りたい場合は、特許情報検索サイト(kipris)で番号を入力しなければならない不便があった」とし「今回のQRコードデザイン公募展により、一般の人々が産業財産権を保有している製品を直感的に認識し、登録情報まで手軽に確認できるようにする」と述べた。
一方、公募展の賞金額は1,000万ウォンで、最優秀賞の受賞者(1人)には500万ウォンと特許庁長官の賞状を授与し、優秀賞(2人)は100万ウォン、奨励賞(4人)は50万ウォン、特別賞(10人)は10万ウォンの賞金が授与される。
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