知的財産ニュース 特許庁、発明アイデアがいっぱいの青少年起業家を育成

2019年2月27日
出所: 韓国特許庁

2月28日から「2019年青少年発明プログラム(YIP)」の参加受付

韓国特許庁は未来社会を革新的にリードしていく発明する、青少年・起業家を育成するために、「2019年青少年発明プログラム(YIP、Young Inventors Program)」の参加者を募集すると発表した。

参加申込は2月28日(木曜)から4月15日(月曜)18時まで、発明教育ポータルサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで申請でき、参加対象は斬新なアイデアがある中高校生および青少年(13~18歳)となる。

昨年は個人のみ申し込みできたが、今年からは個人部門とチーム部門に分けてそれぞれ30人、30組を募集する。

個人部門は国内外の創造・発明大会の受賞者、出願済み又は登録済みの発明を保有する青少年、発明教育センターの中高級コース修了生で、新規のアイデアがある人なら申し込みでき、チーム部門は新規のアイデアがある、中高生3人でチームを組んで申し込みできる。

本プログラムは今年で11年目を迎え、参加学生を将来の起業家に育成するために、知的財産・事業化に関する理論教育、専門家の特別講義、弁理士・起業専門家の出張教育、模擬起業シミュレーションなど、具体的かつ実用的な教育を実施する。

また、この過程を経て高度化したすべてのアイデアは、特許などの知的財産権として出願され、アイデアの持ち主は事業計画書を作成することで、知的財産を基盤とする青少年CEOに一歩近づくことができる。

特許庁産業財産政策局の局長は、「未来社会には創造性とチャレンジ精神が欠かせないだろう」とし、「ユニークなアイデアを考え、事業化する過程を通じて青少年がグローバルCEOに成長することを期待している」と述べた。

詳細については、発明教育ポータルサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますで確認でき、その他については韓国発明振興会(02-3459-2754)までお問い合わせを。

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