知的財産ニュース 仁川で知的財産フェスティバルが開催される
2018年11月20日
出所: 韓国特許庁
11月22日、松島セントラルパークホテルで「仁川知的財産フェスティバル」を開催
優秀な発明品の展示・体験イベント、知的財産(IP)就業キャンプ、IP製品バザーなど多彩なイベントが展開される地域最大の知的財産フェスティバルが仁川で開かれる。 韓国特許庁と仁川広域市は11月22日、仁川松島セントラルパークホテルで「Show Your知的財産」と題して「2018仁川知的財産フェスティバル」を開催すると発表した。
主なイベントでは地域経済の活性化と雇用創出のために、知的財産を基盤として起業した事例と優秀な企業成長事例(注1)、優秀な特許技術製品が展示され、仁川地域の優秀なIPおよびR&D企業、特許法律事務所などが参加する採用情報イベントも開かれる。
また、履歴書・自己紹介書に関するコンサルティング、模擬面接などの就業支援イベントを行い、求職者を支援する。
これに加え、仁川知的財産センターが実施する支援プログラムの恩恵を受けた企業経営者の集まりである、仁川IP経営協議会のメンバーが参加する「IP優秀製品バザー(注2)」が開かれ、バザーの収益金全額は地域社会に還元し、新しい知的財産の創出に使われる。
さらに、家族全員が楽しめる創造キャンプと仁川地域の小中高校生が出した発明アイデアを発表する場を設け、児童・生徒の創造力を膨らませる。同時に難しいと思いがちな知的財産に興味を持たせるために、マルバツクイズ、敗者復活戦なども実施する予定である。
イベント期間中は普段接することのあまりないVR(バーチャルリアリティ)ドローイングショー(注3)、3Dプリンティングなど、第4次産業革命時代の先端科学技術を体験できる多彩な体験イベントも行われる。
今回のイベントでは仁川の知的財産の創出・活用・保護に貢献した知的財産有功者への表彰式、「仁川の発明アイデアコンテスト」の授賞式も行われる。 特許庁長は、「創造的かつ挑戦的な発明が大韓民国の革新成長の貴重な種になるだろう」とし、「特許庁は国民一人一人の創造的なアイデアが知的財産権や事業化、起業などにつながり、革新成長と雇用創出に貢献できるよう、政策的努力を尽くしたい」と述べた。
注記
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特許庁の創業と中小企業支援事業(グローバルIPスター、IP礎、IP翼)の優秀事例
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19社の24種類の製品、約350個(1,000万ウォン相当)を販売する予定
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VR技術と芸術(美術)を融合させた公演のことで、アーティストの視点を3Dで実装したスクリーンを通じて観客と共有
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
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