知的財産ニュース 特許庁、「出動、特許庁検証団」を10日公開

2018年9月10日
出所: 韓国特許庁

韓国特許庁は発明特許に対する国民の認識を向上させるために、新たに制作するソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のコンテンツ、「出動、特許庁検証団」第1話を10日、公開すると発表した。   

このコンテンツは国民なら誰でもネタを提供することができる。「発明特許、科学、実験を融合した実験カメラ」の形となり、特許庁のユーチューブ(YouTube)とフェイスブック(Facebook)などで公開される予定である。  

国民が日常生活で感じた疑問や好奇心を特許庁が運営するフェイスブックに投稿すると、特許庁検証団が実験などを行い、専門家とのインタビューで科学的原理を調べる。

7月からの投稿件数は400件余り。「熱い食べ物を食べると、本当に涼しくなる?」、「ジェットコースターに乗って叫ぶと、怖くならない?」、「目を閉じて、コーラとサイダーの区別がつく?」、「目薬を入れる時は、なぜ口を開けなければいけない?」などである。

3日に撮影を始めた第1話、「以熱治熱の検証編」では、ユーチューブ・コンテンツ・クリエーター(youtuber)である「怪しい奴ら」が検証団として活躍している。  

ユーチューブで人気を集めている「怪しい奴ら」はサンデー(人名)とヨンウ(人名)が出演する実験カメラの動画を載せており、加入者は約62万人、再生回数は平均100万を超える。

特許庁スポークスマンは、「創造的なアイデアと好奇心は個人と国家の競争力になるだけに、国民が日常生活で感じる疑問を解決し、発明特許に対する興味や関心を呼び起こすために、『出動、特許庁検証団』を企画した」と述べた。

「出動、特許庁検証団」は、毎週金曜日の午後4時、特許庁が運営するユーチューブなどで公開される。検証してほしいものがある方は特許庁のSNSに気軽に投稿を!投稿者を対象に抽選を行い、所定の商品を支給する。 

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195