知的財産ニュース 特許庁、フェイスブックの友達が選んだ世界10大発明品を発表
2018年5月21日
出所: 韓国特許庁
フェイスブック利用者947人が参加し、冷蔵庫が1位に選定
韓国特許庁は、第53回発明の日を迎え、Facebookの友人が選んだ「世界10大発明品」を発表し、最高の発明品には冷蔵庫が選定されたと20日、明らかにした。
2位はインターネット、3位はパソコン、4位は洗濯機、5位はテレビであった。続いて6位は自動車、7位は金属活字、8位は眼鏡、9位はワクチン、10位はガスレンジとなった。
この調査は、専門家が事前に選定した私たちの生活と密接している発明品100種類から1人当り3つを推薦する方法で、5月1日から16日までフェイスブックで行われた。特許庁フェイスブックの友達947人が参加し、2,400以上の有効回答を得た。
フェイスブックの友達が世界10大発明品を選んだ理由は以下のとおりである。
まず、1位の冷蔵庫は有効回答の11.2%を占めた。選定理由には「生活で一番多く使うから」、「冷蔵庫がなかったら腐ったものを食べ、よく食中毒になったはず」、「冷蔵庫がなかったら食欲がわかなかったはず」、「特に、氷を作ることができるから夏は最高」などの意見を出した。
2位に選ばれたインターネットは、有効回答の10.4%を占めた。インターネットについては、「インターネットがなかったらME Too運動は広がらなかっただろう」、「喜怒哀楽に欠かせない発明品」、「世界を一つにまとめる上で貢献度が最も高い」と支持の理由を説明した。
3位となったパソコンは、有効回答の7.0%を占めた。パソコンは「デジタル時代に導いた発明品」、「働き方と日常生活を変えた」という意見があった。
4位の洗濯機については「洗濯の苦痛から女性を解放させた革命的な発明品」、5位に選ばれたテレビについては「テレビができて暇な時にドラマやスポーツが楽しめるようになった」と理由を説明した。
他に、「多くの発明者のおかげで、私たちが便利に生活できるようになったので感謝している」、「発明の力、発明の偉大さを改めて感じます」、「発明品が世界を変えるということを実感します」などの意見もあった。
特許庁のフェイスブックは、国民とのコミュニケーションや政策広報のために運営されており、凹凸発明王(ウェブトゥーン)、特許の現場を訪れる「そこに行こう」、アイデア商品を紹介する「一人暮らし白書」など、特許や発明に関する楽しく有益なコンテンツを週3〜4回掲載し、利用者の呼応を得ている。
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