知的財産ニュース 知的財産情報を活用したアイデアで起業に挑戦!
2018年2月26日
出所: 韓国特許庁
特許庁、2018知的財産情報活用創業コンテストを開催
韓国特許庁は、知的財産データを活用した創造的なアイデアやビジネスモデル発掘を通じた雇用創出のために「2018知的財産情報活用創業コンテスト」を開催すると述べた。
今年開催されるコンテストは、知的財産情報を利用した「アイデア企画」と「起業‧事業化企画」の2つの分野に分けて行われ、大韓民国の国民であれば誰でも応募することができる。
応募期間は2月26日(月曜)から4月13日(金曜)まで、特許情報活用サービスのホームページで申し込み可能である。
受賞者は特許庁長賞、特許情報院長賞と報奨金を受け、起業支援における多くの恩恵を享受することができる。
すべての受賞者(チーム)には事業化に必要な知的財産データ(注1)を最大3年間、無償で提供し、各分野の最優秀作には行政安全部が主催する「第6回公共データ活用創業コンテスト」の本選に参加する機会が与えられる。
また、中小ベンチャー企業部の「スマート創作の場(注2)」に参加する場合、加算点を与えるほか、技術保証基金の「技術経営コンサルティング」、特許庁の「IP礎(ティディムドル)(注3)」事業などへの参加を推薦し、起業‧権利化過程を支援する。
大会参加者全員に知的財産データのOpen APIサービス(4カ月間)とビジネスモデルの盗用・流出時の営業・技術上の優先権を確保するための営業秘密原本証明サービスを無料で提供する。
特許庁情報顧客支援局の局長は「知的財産データを活用した起業と高付加価値の雇用創出が第4次産業革命をリードする成長エンジンになることを希望し、今後も公共データの開放‧活用促進に継続的な努力をしていきたい」と述べた。
注記
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特許庁が生産・収集する特許・実用新案・デザイン・商標権および一般行政に関するデータとして公開・登録公報、法的状態情報などのデータ
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アイデアを製品‧サービスに具体化するために、実習型教育プラットフォームを提供(最大2千万ウォンの事業化資金を支援)
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優秀なアイデアの具体化‧権利化に関するコンサルティングを行い、特許創出を支援
ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム
ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
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