知的財産ニュース 2016年創造発明教育学術大会を開催

2016年8月11日
出所: 韓国特許庁

5437

韓国特許庁と韓国発明振興会は「創造発明教育連合学術大会」を8月11日(木)午前10時、ソウル大学で開催する。

今年5回目を迎える本学術大会は、「未来社会における創造発明教育と進路メンタリング」というテーマで、発明トークショー、学術セミナー、進路教育のセッションで構成される。

1部では、世界的な脳科学者のチョン・ジェスンKAISTバイオ脳工学科教授の「クリエイティブなアイデアは脳からどのように作られるか?」とテーマに基調講演を行い、大学生が最も会いたいと思うメンター1位に選ばれたグーグルコリアのキム・テウォン常務の特別講演が行われる。

また、韓国発明振興会のイ・ジュンソク常勤副会長、大学生のCEO等がパネリストとして出て発明分野に関する進路について話し合う発明トークショーの時間が設けられる。

2部では、韓日科学教育学会、韓国創造力教育学会等8の関連学会※がそれぞれ創造発明教育をテーマに学術セミナーを行う。

※8の関連学会:韓日科学教育学会、韓国創造力教育学会、韓国英才学会、韓国英才教育学会、韓国技術教育学会、韓国実科教育学会、韓国カウンセリング学会、韓国職業教育学会

また、大学生のメンターが自分の発明の事例をソウル市教育庁と京畿道教育庁の発明英才200人余りの前で発表する。これを通じて自分の実際の経験を紹介し、参加者が自分の話を発表する「MAKERS」と「夢スターグラム」で構成される進路教育プログラムが行われる。

※MAKERS(マイキャリアストーリー):先輩たちの事例発表を通じて発明の進路に関する情報を入手し本人の特徴を探索した後、これで話を構成して表現するプログラム

※夢スターグラム(Dream・star・gram):SNS上の表現形式を通じて自分の進路抱負と価値観を宣言し、自分の進路に対する応援と支持を通じて、自負心や動機を強化するプログラム

特に今回のプログラムは「知的財産基盤次世代英才企業家」課程を修了した人たちがチーム別にメンターとして参加する。

※知的財産基盤次世代英才企業家:中・高校生を対象に未来技術知識・知的財産素養・企業家精神等の能力を持つ人材の育成を目指して特許庁がKAIST、POSTECH英才教育院と共同で運営(2009年から始め、現在は7期課程を運営中)

特許庁のキム・テマン産業財産政策局長は「創造発明教育連合学術大会は、発明教育に関する学術的基盤を整え、発明教育が進むべき方向を模索する意義深い行事であり、学界だけでなく、生徒、保護者、教師等発明教育の関係者らも参加して交流する発明教育の祭りといえる」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195