知的財産ニュース 第12回国際特許情報博覧会「PATINEX」を開催
2016年8月23日
出所: 韓国特許庁
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特許庁は「企業の成功と特許情報(IP Knowledge at the Core of Business Success)」というテーマで「国際特許情報博覧会(PATINEX 2016)」を9月1日から両日間、ソウルのインペリアル・パレスホテルで開催する。
今年で12回目を迎える国際特許情報博覧会[PATINEX 2016]は、国内唯一の国際特許情報イベントであり、世界各国の特許情報専門家らの発表と討論が行われるカンファレンスと特許情報サービス会社の多様な製品を紹介する博覧会で構成される。
初日の9月1日には、ジェイソン・ケナジ(Jason Kenagy) クアルコム(Qualcomm)副社長が「企業の持続的な発展と特許情報の戦略的価値」に関する基調演説を行い、続いて特許取引専門企業である米国オーシャントモ(OceanTomo)とグローバル化学企業の日本日東電工の特許担当者らが出席し、市場と企業の立場から特許情報の分析・管理策に関する講演とパネルディスカッションに参加する予定である。
2日目の9月2日には、米国、中国、インド等グローバルマーケットの特許情報活用事例が紹介され、未来技術と呼ばれる人工知能、バイオ、モノのインターネット分野の特許情報トレンドに関するの多様な講演も行われる。
さらに、無料で開放されるワークショップでは、世界先進特許庁(米国・日本・欧州・韓)の特許情報政策・動向だけでなく、特許法人及び大学産学協力団等が新たな観点から特許情報活用戦略を紹介する場が設けられる。
別途設けられる展示館では、国内外の特許情報サービス企業各社が様々な製品とソリューションを紹介し、特に中小企業共同展示館では、国内特許情報スタートアップの斬新なアイデアをまとめて見ることができる。
特許庁のイ・ジェウ情報顧客支援局長は、「国際特許情報博覧会『PATINEX2016』は、企業の成否を決める重要要素となる特許情報について、その価値と活用に関する国際的な動向を把握するだけでなく、未来の方向についても模索することができる良い機会になるだろう」と話した。
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