知的財産ニュース サムスン、米特許登録件数で2位を保持

2016年1月14日
出所: 電子新聞

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サムスンが米国特許登録件数でIBMに次いで2位となった。米特許専門サービス会社IFI (IFI Claims Patent Services)は1月13日(現地時間)、2015年特許登録ランキングを発表した。


2015年米国特許登録上位10社(出処:ブルームバーグ)

IFIによると、IBMは米国特許登録ランキングで23年連続1位を守り続けた。登録件数は7,355件で、このうち2,000件以上が「認知科学技術(cognitive computing)」と「企業クラウドプラットフォーム」分野だ。研究開発分野に売上の6%を毎年投資した結果といえる。IBM最高革新責任者(chief innovation officer)は、最先端知的財産の開発に投資した例として上記2つの分野を挙げた。

認知科学技術は、IBMのCEOジニ・ロメティーが力を入れてきた分野だ。ビックデータを分析して未来を予測するディープラーニング(Deep Learning)技術に活用される。IBMは、人工知能コンピューター「ワトソン(Watson)」の認知能力をモノのインターネットの未来と判断し、去年30億ドルの投資計画を発表した。

これに関連して中国にあるIBM研究所は、言葉の理解や対話を補助するシステムで特許を受けた。機械が感情の入っている単語を解釈することが中核となる。

IBMシリコンバレー研究所は、人間の脳構造と機能から影響を受ける新たな半導体を開発した。


IBM人工知能コンピューター、ワトソン

サムスンは去年5,072件を登録した。去年12月初め頃にデータ分析サイト、スクープ(Sqoop)は1位になると予想したが、IBMに1位を奪われた。当時サムスンは4,443件と、IBMを約200件上回っていた。


CES2016 サムスン電子展示場

3位は日本キャノン(4,134件)となり、クアルコムとグーグルがそれぞれ2,900件、2,835件と、4、5位を占めた。

LGはソニーの次の8位を占めた。インテルとマイクロソフト(MS)はLGに追い越された他、1,938件のアップルはトップ10入りを果たせなかった。

IFIは「IBMとサムスン、キャノンによる特許登録に支えられ、この7年間特許登録は増加し続けてきたが、去年減少し始めた。しかし、多数の企業が特許を以前より多く出願しているため、企業成長は続くとみられる」と予想した。

ユ・チャンソン記者 | yuda@etnews.com

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