知的財産ニュース 胚性幹細胞に関する特許登録決定

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韓国特許庁は2006年6月29日に出願されたファン・ウソク博士の「胚性幹細胞及びその製造方法(出願番号:10-2006-7013149)」について登録を決定したと明らかにした。

同出願は2007年7月30日の意見提出通知後、出願人による8年間の指定期間延長申請(追加実験理由)で、長期間審査が遅延された。

2015年9月9日に補正書が提出されたことにより審査が再開され、審査官による意見提出通知及び出願人による補正書の提出後、出願日から10年4ヵ月となる2016年10月31日(月)に登録決定された。

今回特許が決定された発明は「受託番号に限定された※胚性幹細胞(請求項1)」、「受託番号に限定され、分化した神経前駆細胞(請求項68)」及び「培地(請求項73乃至74)」に対するものである。

※実存する寄託された幹細胞に限定するだけで、これを技術的に検証するのではない。

審査に着手する前に50の請求項から最終的に4つの請求項に削減され、審査過程で「胚性幹細胞の製造方法」は削除された。

同出願は、米国及びカナダ特許庁で「受託番号に限定した」胚性幹細胞及び製造方法について特許登録された(2014年2月及び2011年7月)。