知的財産ニュース 知財権訴訟保険発展3カ年計画が始動

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特許庁は、知財権訴訟保険の中長期的な発展方案を模索するための「知財権訴訟保険発展T/F」を構成・運営し、2月27日にソウル韓国知識財産センターにて「第1回会議」を開催する。

同T/Fには、ソガン大学経営専門大学のチェ・ジョンホ教授、保険開発院のクォン・スニルチーム長、東部火災のチェ・ジウォン弁護士など、知財権および保険分野の専門家、保険コンサルタント、企業担当者などが参加し、T/Fの運営によって現行の知財権訴訟保険をさらに多様化するほか、民間への拡散を誘導する体系的な政策を作る予定だ。

同会議では、知財権訴訟保険の成果および事例(‘10年～‘14年)、主要国のIP保険運営現況について紹介し、これから策定する知財権訴訟保険発展3カ年計画(案)について議論する。

主な案件は、企業に適した団体保険の開発および運営による支援規模の拡大、訴訟保険の民間への拡散に向けた保険商品の多様化および需要の発掘、保険インフラの構築および活性化などだ。

今後、T/F会議を介して上半期のうち知財権団体保険の開発(案)を確定した後、企業や保険会社、自治体などを対象に説明会を開催し、年末まで知財権訴訟保険発展3カ年計画を作る計画だ。

特許庁産業財産保護協力局のクォン・オジョン局長は、「T/Fの運営により、韓国企業のニーズに合わせた保険商品の開発および拡散を期待している。これによって海外進出を予定している中小・中堅企業、創造経済革新センターの入居企業などに対する訴訟保険の支援を拡大していきたい」と述べた。