知的財産ニュース SK Telecom、バイバーとの特許侵害訴訟で勝訴
2015年10月14日
出所: 電子新聞
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ソウル高等地方法院民事4部は、SK Telecomがイスラエルのモバイルメシンジャー、「バイバー」を相手取って提起した特許権侵害禁止訴訟の控訴審において、1審と同様SK Telecomの勝訴判決を下したと14日に発表した。
問題となった特許技術は、モバイルメシンジャーアプリをダウンロードする際、すでに携帯電話に保存されている住所録の情報を呼び込み、アプリで使用できる新たな住所録に再編成する技術だ。住所録に含まれている様々な情報の中で必要な情報のみ取り込み、再架空する形だ。
SK Telecomは2006年同特許を出願した。バイバーが自社の特許技術を無断で利用してサービスを提供しているとして訴訟を起こしたのは2013年である。
控訴審裁判部は、両社の住所録再編成の方式が類似していることから、バイバーがSK Telecomの特許権を侵害したと判断した。
バイバーは、控訴し「住所録再編成の方法を実際に使用するのはスマートフォンのユーザーであるため、バイバーがこれを侵害したとは思わない」等と主張したが、受け入れられなかった。
裁判部は「被告がスマートフォンのユーザーを道具のように利用し、実質的に発明の構成要素の全部を実行したものとみなすのが妥当だ」と述べた。
ヤン・ソヨン記者 syyang@etnews.com
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