知的財産ニュース 特許庁、2015年度創意発明教育連合学術大会を開催

2015年8月11日
出所: 韓国特許庁

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特許庁と韓国発明振興会は、多様な進路経路における発明教育の役割と適用方法を探るための学術大会を8月12日~13日の両日間ソウル大学で開催すると発表した。

今年で第4回を迎える同大会は「創意発明!わが人生、わが進路」というテーマの下、韓国職業教育学会、技術教育学会、相談学界、実科教育学会、英才学界、英才教育学会等、発明教育に係る代表的な6つの学界の共同主管で開催される。

「創意発明人材養成に向けた融合人材教育」、「学校発明教育の価値モデルと未来テーマ」、「創意発明人材の進路」等3つの部門に分けられ行われる同大会には、学生、保護者、教授、教師、教育公務員等300人の関係者が参加する予定だ。

同大会では、2011年度の発明品ベスト50に選定された人間型ロボットを設計したハン・ジェクォンロボット工学者が「究極の発明、ロボットとともに生きていく将来」というテーマで講義を行う予定であり、東国大学のチョ・ビョク教授からは、保護者を対象に「21世紀人材の特性と保護者の役割」というテーマの特別講義がある予定だ。

また、青少年期から発明に興味の持ち、発明教育プログラムに参加して発明特記者として大学に進学した先輩、又は発明を通じて起業家に成長した先輩たちが後輩を対象に進路に関する講演を行う。

特許庁のクォン・ヒョクジュン産業財産政策局長は「今回の大会を通じて、発明教育の関係者と学生、保護者が進路に関する質問や意見を話し合うことができると思う」とし、「同イベントが発明に興味のある学生にとって多様な進路モデルを見つけるきっかけになることを期待している」と述べた。

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