知的財産ニュース SKハイニックスとサンディスク、法的紛争を終え、協力拡大に

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SKハイニックスと米サンディスクは、営業秘密流出を巡る法的紛争に終止符を打ち、両社間協力を拡大すると5日発表した。両社は、2007年締結した特許相互ライセンス契約を2023年まで延長し、DRAMの需給関係を強化することで合意した。

同契約期間中、SKハイニックスはサンディスクに一定水準のロイヤリティを支払い、サンディスクは、MCP（マルチチップパッケージ）とSSD（ソリッドステートドライブ）に必要なDRAMをSKハイニックスから購入することにした。

一方、去年3月にサンディスクが提起した営業秘密訴訟等は、すべて取り下げられる見通しだ。サンディスクは去年、自社の技術が流出されたとして、SKハイニックスを相手に米カリフォルニア州サンフランシスコ裁判所に訴訟を提起した。当時、サンディスクはSKハイニックスに対し、流出疑惑に巻き込まれていたNAND型フラッシュの販売中止を求めると同時に損害賠償も請求した。

SKハイニックス関係者は「今回の協力を通じて経営上の不確実性を解消しただけでなく、製品開発に一層力を集中できるようになった」とし、「安定した製品供給も可能になり、メモリ半導体のリーダーとしての地位をさらに強化できるものと期待している」と述べた。

ファン・ミンギュ記者　hmg815@dt.co.kr