知的財産ニュース 東芝の半導体技術がSKハイニックスに流れた疑惑を捜査

2014年3月14日
出所: 電子新聞

4559

東芝のメモリー技術がSKハイニックスに流出されたという疑惑について日本警察が操作中にあると共同通信が13日報じた。

同誌によると、日本警視庁は、東芝のNAND型フラッシュメモリー関連の機密をSKハイニックスに流した疑いで、東芝の提携会社「サンディスク」で技術職として勤務していた男性(52)を不正競争防止法の違反(営業秘密の開示)の疑いで同日逮捕した。

読売新聞は、この男性が2008年の春、東芝工場でメモリー大容量化に必要な最新の研究情報を記録媒体にコピーし、SKハイニックスに提供した疑いがあると伝えた。

さらに、捜査の対象となった男性は、フラッシュメモリー研究に従事していたため、情報を管理する東芝サーバーのアクセス権限を有していて、2008年夏に退職した直後、SKハイニックスに転職したという。現在はSKを退職した状態だ。

また、同誌は、東芝が2004年11月にフラッシュメモリー回路パターンなどの特許が侵害されたと主張し、当時のハイニックス半導体の日本法人を相手に損害賠償請求訴訟を提起し、東京地詐害2006年3月、製品の販売差止めと780万円の賠償を命令したと、両者の係争を紹介した。

キム・ウォンソク記者

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195