知的財産ニュース 知的財産情報、ワンストップで調べられる

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特許庁は国民に対する知的財産情報の活用拡散に向けて、対国民特許情報検索サービスである特許情報ネット・キプリス(KIPRIS、www.kipris.or.kr)を通じて、８月からアイデア情報、標準技術情報の知的財産情報を提供し、これらの情報はメーリングサービスによりワンストップで提供する予定だ。　

ワンストップ知的財産情報検索サービスは、ユーザーが様々な知的財産情報を検索するために、毎回複数のウェブサイトを調べることなく、一回の検索で容易く情報を調べられるようにしたサービスのことで、検索時間・費用などユーザーの負担を最小限にしたのが特徴だ。

これまで特許情報ネット・キプリスでは、特許・商標・意匠の産業財産権情報に限られた検索範囲の提供、知的財産権紛争・判例情報などを検索できる「IP-NAVI」、伝統知識論文・伝統医学の情報を提供する「韓国伝統知識ポータル」、家電・家具など分野別の意匠情報を検索できる「DESIGNMAP」および海外特許庁の検索サービスも簡単に利用できるように連携サービスを提供してきた。

今後は、約８千件に上る特許庁と傘下機関が主催したアイデア・コンテストの受賞作情報、約67万件の移動体通信分野および約７万件のインターネット分野の標準技術情報までその範囲を拡大し、ワンストップで確認できるようにする予定だ。

特許庁は今年５月からユーザーが「お気に入りメーリングサービス」に登録した特許・商標・意匠の権利別に関心分野の検索式を予め入力しておけば、当該検索式に対する新着情報を定期的(日別、週別)に電子メールを通じて確認するオーダーメイド型サービスを提供している。今度は「お気に入りメーリングサービス」にアイデア受賞作情報および標準技術情報も追加し、オーダーメイド型の知的財産情報をワンストップで提供する。

特許庁情報顧客支援局のチェ・ギュワン局長は「今後は、より多くの知的財産情報を特許情報ネット・キプリスにてワンストップで提供し、ユーザーが簡単に知的財産情報を活用できるオーダーメイド型サービスを積極的に掘り起こし、支援していく計画だ」と述べた。