知的財産ニュース KIPO、現場中心の出願・登録説明会を開催

2014年2月19日
出所: 韓国特許庁

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韓国特許庁は、2月19日、韓国知識財産センター(KIPS)において、2014年度から変更される出願・登録制度および手続きなどの内容をテーマに現場説明会を開催すると発表した。

説明会では、昨年、出願・登録申請と関連し不便とされていた「爪下の棘」規制の見直し結果を紹介する一方、今年から導入される顧客中心の開かれた出願・登録制度を説明する計画だ。

同庁は、今回の説明会を通じて個人や企業、弁理士及び弁理業界従事者の知的財産活動を積極的に支援することで、国民と企業の知的財産の創出能力強化に貢献すると期待されている。

同説明会では、昨年に設けられた委任状関連の補正時に補正料を最初の1回だけ納付できる制度、特許登録証をオンラインで無料発給制度などの見直された事項を紹介し、今年2月から施行されている速い出願・登録方式審査サービスと、拡大される公共弁理士の特許相談サービス、3月から施行される特許維持料などの徴収規則の改正による手数料体制の改変、7月から導入される登録申請方式の審査官職権の補正制度、特許登録原簿の発給対象の拡大などを説明する。

また、各種情報へのアプローチが比較的に難しい地域の顧客のため、現場における不満の解消、顧客の信頼と利便性向上のため、出願・登録制度の地域巡回の説明会も開催するか計画だ。

情報企画局のチェ・ギュワン局長は、「わが長は、顧客感動のオーダーメイド型サービスを実現するため、出願人に不便となっていた手続きや制度を積極的に改善し、世界一流の出願・登録サービスを実現していく計画だ」と述べた。

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