知的財産ニュース 原子力研究院、特許18件を中小企業に無償譲渡

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韓国原子力研究院は、中小企業との相互協力に向けて同研究院が保有している特許18件を中小企業7社に無償譲渡した。

無償譲渡の特許は、流量計の検定・矯正のための流体供給装置、放射線源の位置と放射線量の測定方法および装置、ナノ棒の形の酸化亜鉛粉末およびその製造法など18件で、テドク精密、韓国光学機械など、7社の中小企業に渡された。

同研究院は、特許を譲渡した企業と持続的な協力を通じて、難点の解決および新成長技術の発掘に積極的に乗り出すとの計画だ。研究院は、今年4月にも保有特許44件を中小企業10社に無償提供した。

キム・ジョンギョン院長は「来年は、特許権の無償譲渡プログラムを持続的に進める一方で、中小企業が現場で経験する隘路事項を解決する技術支援、技術輸出の諮問サービスなど、様々な支援プログラムによって中小・中堅企業が技術競争力を備えられるように力を入れていきたい」と述べた。

イ・ジュンギ記者