知的財産ニュース 米特許商標庁、アップルの「ピンチトゥーズーム特許」の無効を維持

2014年7月17日
出所: デジタルタイムズ

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米国特許商標庁(USPTO)がアップル社の「ピンチトゥーズーム(Pinch to zoom)特許」の無効判断を維持した。

USPTOは、昨年７月、同特許が無効だという最終判定を下したが、これに対してアップルは再審を要請した。

ドイツの特許専門ブログFoss Patentsによると、16日(現地時間)、サムスン電子がアップルと特許紛争中の米カリフォルニア連邦北部地方裁判所にUSPTOの法律組織である特許審判上訴部(PTAB)がアップルの再審要請を受け入れなかったという内容の書類を提出したという。

同特許はアップルとサムスンの米国における第１次訴訟を通じて、サムスンン電子の多数の商品が侵害したとの判決を受けていた。

同特許の無効維持により、第１次訴訟の上級審においてサムスン電子に科される賠償額が減額する可能性があると見られている。

デジタルニュース部

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