知的財産ニュース 特許庁、「模造品撲滅・知的財産の保護に向けた実践イベントを開催

2014年10月13日
出所: 韓国特許庁

4750

特許庁と関税庁が共催し、韓国知識財産保護協会が主管、NAVER・11番街・eBayコリア・クーパンが後援する「模造品OUT、正規品OK、みんなで実践する知的財産保護イベント」が10月13日(月)、ソウルの泳薫国際中学校で行われる。

このイベントは、特許庁が展開している「知的財産を尊重する文化を拡散させるキャンペーン」の一環として行われ、青少年の意識強化に向けた多彩なプログラムで構成されている。

「模造品OUT、正規品OK、みんなで実践する知的財産保護イベント」は、模倣品がもたらす弊害を警戒するという趣旨の下、模倣品の廃棄およびリフォームの試演をはじめ、正規品・模倣品の見分けに関する講演および比較展示が行われる。

模倣品の廃棄およびリフォームの試演では、イベントに参加する主な来賓と泳薫国際中学校の生徒を対象にそれぞれが模倣品を廃棄し、模倣品の靴・洋服などの商標を除去してからリフォームすることで、模倣品の撲滅を通じた知的財産保護への意志を示す。

特に、同イベントでは、特許庁広報大使の女優パク・シンヘさんが泳薫国際中学校の生徒を対象に「正規品・模倣品の見分けに関する講演」を行い、模倣品の違法性と合理的な消費の重要性について話す予定だ。

また、イベント会場には食品・衣類および電子製品などの正規品・模倣品の比較展示も開かれ、模倣品に対する警戒心を呼びかける。

特許庁のイ・ジュンソク次長は「非正常的な模倣品の流通により、韓国の社会的・経済的被害が深刻な状況だ。今回の行事を通じて未来の主な消費層となる青少年が模倣品による弊害の深刻さを知って、非正常の正常化を通じて知的財産を尊重する正しい消費文化作りをリードしていく良いきっかけにしてもらいたい」と述べた。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195