知的財産ニュース サムスン電子、エリクソンとクロスライセンス締結

2014年1月27日
出所: デジタルタイムズ

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特許訴訟を繰り広げてきたエリクソンとサムスン電子だが、合意を通じて訴訟を取りやめ、「クロスライセンス」契約を締結すると27日に発表した。クロスライセンスの締結と同時に、両社がITCに要請した輸入差止め措置も自動的に解除される。

エリクソンは、2012年、使用料についての異見が埋められず、米国テキサス地方裁判所とITCに特許侵害訴訟を提起した。両社は、2001年と2007年、通信特許関連の相互ライセンス契約を結んだが、再契約の交渉では合意にこぎつけず、結局、裁判沙汰にまで拡大した。サムスン電子も控訴し、両社の葛藤の溝は深まるばかりだった。

エリクソンは、今回の合意により、サムスン電子から一括払いと多年間のロイヤルティを受けることになった。ただ、ロイヤルティの契約期間と金額は、両者間の秘密協約維持条項により非公開に付された。エリクソン側は、今回の取引により、昨年第4四半期売上高は焼く7041億400万ウォン、純利益は5547億9600万ウォン増加すると見込まれている。

エリクソンの最高値的財産権責任者(CIPO)は、「エリクソンとサムスンの間で進められている全ての特許訴訟について合意を得た。お互いの技術をライセンス化して公正な費用を支払えるようになった。裁判を回避し、両者間の合意を通じて問題を解決したことに大きな意味がある」と述べた。

パク・ソヨン記者

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