知的財産ニュース 技術標準院 知財連携型標準化で3D融合産業をリード

2013年4月10日
出所: 電子新聞

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産業通商資源部の技術標準院は、3Dとの融合産業を活性化させるため、知的財産権との連携した標準化を推進すると10日に発表した。

技術標準院は、この日、韓国、米国、日本、EUなどの各国の専門家が参加したなか、「グローバル3D標準及び知財フォーラム(3DSIF)2013」を開催した。フォーラムは12日までの3日間開かれる。韓国は今回のフォーラムで、3Dテレビ、クラウド基盤の3Dゲームなど様々な3D関連技術の知財標準化との連携戦略を発表する。

フォーラム開催をきっかけに、3Dランニング、3Dインターレクション、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)などの新たな3D融合技術の知財連携型標準化を積極的に推進する計画だ。知財連携型標準化は、知財を含めた標準をつくる取り組みだ。長期的には、国際的な特許プールを構築して特許権者には技術料による収入を保証し、特許紛争を回避する。

技術標準院は、2011年~2012年の「3Dヒューマン・ファクター」と「3D医療の標準化」作業組を国際標準化機構に新設し、これから「3Dエデュテインメント」作業組を追加で構成する計画だ。

技術標準院新産業標準課のユン・ジョング課長は、「標準特許の使用による技術料の受け取りが可能なので、知財連携型標準化が重要だ。標準化活動を積極的に支援していきたい」と述べた。

イ・ホジュン記者

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