知的財産ニュース 違法コピーソフトの流通を監視、「著作権守護者」登場

2013年1月29日
出所: デジタルタイムズ

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モニタリング活動を開始

今年の一年間のオン・オフライン上の違法著作物の流通を24時間監視する「著作権守護者」が登場した。

文化体育観光部は、28日、ソウルの文化コンテンツセンターにて「違法コピーソフトモニタリング要員団」の発起式を行い、本格的な活動を開始する。

違法コピーソフトのモニタリング要員は、障害者100人と60歳以上の高齢者20人で構成され、音楽・映画・放送・出版・ゲーム・ソフトウェアなど、分野別に約130の特殊タイプのオンラインサービス提供者(OSP)と約3000の加入型ネット掲示板、ブログなどの閉鎖型コミュニティ、トレント・P2Pなど、新規タイプの違法著作物流通サイトを対象に24時間モニタリング業務を行う。

文化部のチェ・クァンシク長官は、発起式で「クリエイティブなコンテンツ生産と著作権の保護がコンテンツ産業発展の核心だ。違法コピーソフトのモニタリング要員は、著作権保護の先鋒としてその役割を果たすというプライドを持ち、最善を尽くしていただきたい」と求めた。

一方、文化部と韓国著作権委員会は、同日、スタンフォードホテルで「著作権人の新年あいさつ会」を開催した。

今回の行事は、「創意韓国」実現の核心である著作権の先導的な役割を遂行するための意志表明と著作権の各分野のコミュニケーションと融和のために設けられたもので、文化部のチェ・クァンシク長官と韓国著作権委員会ユ・ビョンハン委員長をはじめ、政府団体長、信託管理団体長、関連業界の代表など、各界の人事約100人が出席した。

ハン・ミンオク記者

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