知的財産ニュース 日本におけるアップルとのスマートフォン訴訟でサムスンが敗訴

4073

サムスン電子がスマートフォンデータ送信技術に関連し、日本で進められた特許権侵害訴訟においてアップルに敗訴した。

共同通信によると、東京地方裁判所は、28日、アップルの「アイフォン3GS」と「アイフォン4」、「アイパッド」2機種などがサムスン電子の特許を侵害していないと判断し、アップルに軍配を上げたという。

そのため、これら製品に対するサムスン電子の損害賠償請求権は退けられたと報じられた。今回の判決は、サムスンがアップルの製品に対し、販売差し止め仮処分申請を提出した後に提起されたアップルの反訴の結果だ。アップルは、「サムスンの特許は、旧バージョンの設計図で容易に開発できるだけに、無効だ」と主張し、サムスン電子に損害賠償請求権がないことの確認を日本裁判所に提訴した。

これに先立ち、昨年8月、同裁判所で源信判決が下された、アップルとの別件訴訟では、サムスンが勝訴した。当時、東京地裁は、アップルが「メディアプレイヤーコンテンツとパソコンの情報を同期化する方法」に関する特許をサムスン電子が侵害したとして提起した1億円(約14億ウォン)の損害賠償請求訴訟で原告敗訴の決定を下した。

キム・ユジョン記者