知的財産ニュース 韓国特許庁長 知的財産コンサートを開催

2013年5月21日
出所: 韓国特許庁

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韓国特許庁のキム・ヨンミン庁長がジーンズをはき、知的財産に興味のある若者と話し合いをする場を設けた。

キム庁長は、5月21日、ソウルで開かれた知的財産トークコンサート「ブルジーン(青少年が見た知的財産)」に参加し、「創造経済と知的財産」をテーマに講演を行い、参加者と質疑応答の時間を持った。

「ブルジーン」は、韓国特許庁のトークコンサートのブランドで、「青年が見る知的財産」の韓国語の頭文字を取ってつけた名前だ。

この日のコンサートは、1部と2部に分けられた。

1部講演では、キム・ヨンミン庁長の「創造経済と知的財産」、ヨズマグループのイ・ウォンジェ韓国支社長の「イスラエルのベンチャ起業ブームを巻き起こしたフツパ(Hutzpa)精神、(株)テルテンのイ・ヨン代表の「知的財産で底堅い起業家になろう」をテーマに講演が行われた。

キム庁長は、この日の講演で知的財産に基づいた創造経済の好循環の実現について説明した。

イ・ウォンジェ代表は、イスラエルにベンチャ起業ブームを巻き起こしたフツパ(Hutzpa)精神、イスラエル人の根性と文化、ヨズマグループの中核的要素となっている「ヨズマファンド」などを紹介する。

モバイルセキュリティ分野の女性最高経営責任者のイ・ヨン代表は、起業家の先輩として、本人の知的財産経験を後輩と共有する。

特に、この日のコンサートでは、韓国特許庁所属のロックバンド「Pleiades」が演奏を披露し、関心を呼び起こした。庁の職員で構成された「Pleiades」は、2011年5月に結成し、ボランティアコンサートやコンテスト参加など、様々な活動を行っている。

2部では、4人4色の知的財産トークの場が設けられた。3人の後援者とぺ・ソンリョル弁理士(特許事務所・チョンアン)が「知的財産メント」になって知的財産と創造経済に関する質問に応えた。

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