知的財産ニュース コウ・ルーシー裁判官、「陪審員評議期間中にはアップデート禁止」

3694

サムスンとアップルの米国における特許訴訟を担当しているコウ・ルーシー裁判官が陪審員の評議期間中には、陪審員の判断のため、提出された両社商品のアップデートを禁止した。

米国時間の21日、IT専門メディアSlashGearなどによると、この日、コウ・ルーシー裁判官は、陪審員に対し、証拠として提出されたサムスンとアップルの商品を利用することはできるが、アップデートは一切容認しないと述べた。「アップデート禁止項目」には、アプリケーションのダウンロードも含まれている。

外国メディアは、コウ裁判官がこのように要請したのは、例えアプリをダウンロードした場合、端末の形と作動方式を変え、公正な評議を妨げる可能性があるためだと分析した。

PCワールドは、陪審員に提供されていたシムカード(SIM Card)も許容されなかったと報じた。ただ、Wi-Fiを通じてのインターネットの接続は許容された。

現在までサムスンとアップルの弁護士は、最後の弁論を終えており、その後の裁判は陪審員の手に渡される。各メディアは、陪審員の評決にまで長い時間がかかると予想した。

金ユジョン記者