知的財産ニュース 今年の発明王は誰?

2012年1月30日
出所: 韓国特許庁HP

3449

韓国特許庁は、革新的な発明を通じて産業発展と国家競争力向上に優れた功績を収めた人を推薦し、今年の発明王1人を選定すると明らかにした。

特許庁は1998年から毎年最優秀発明家1人を発明大王として選抜しており、2011年から「今年の発明王」に名前を変更して運営している。

発明分野のノーベル賞として知られる「今年の発明王」は、大韓民国を代表する最高の発明家を選抜する行事としてその象徴性が高い。

「今年の発明王」は大韓民国で最も優れた発明家を選定するだけに、今年の発明王には月桂冠、賞金3,000万ウォンと共に同伴者1人を含む海外研修の機会が与えられ、特許庁の「発明家の殿堂」にその功績が展示される。

合わせて、特許庁政策諮問委員や国際知識財産研修院の名誉教授の委嘱資格や発明分野におけるメンターとしての機会なども与えられる。

今年の発明王の授賞は、来る5月17日(木)に開催される第47回発明の日の記念式典で発明有功者に対する各種表彰授与とともに実施される。

李・ヨンデ特許庁産業財産政策局長は「発明家ならば誰でも挑戦したい最高の栄誉だ。発明分野のノーベル賞になるよう支援したい」とし、「大韓民国の革新をリードする優秀な発明家が数多く推薦されることを願う」と話した。

「今年の発明王」は推薦によって受付し、行政機関、広域地方自治体、研究機関、大学、企業、学会および協会、地域知識センターの長が推薦する。

推薦の受付期限は1月30日(月)から3月12日(月)まで、推薦は韓国発明振興会(http://www.kipa.org)発明振興チームで受付。

詳細は、特許庁産業財産振興課(042-481-5322)または韓国発明振興会発明振興チーム(02-3459-2792)に問い合わせして下さい。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195