知的財産ニュース グーグル、サムスンとの特許契約の秘密維持を要請

2012年10月11日
出所: 電子新聞

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グーグルの子会社であるモトローラの移動通信部門は、サムスン電子とアップルの特許訴訟で提出された自社とサムスンとの特許使用契約に関する会議記録を最高レベルの秘密維持を裁判所に要請したとブルムバーグが11日に報じた。

モトローラが裁判所に提出した資料によると、この会議記録は、サムスン電子とモトローラが合意に至る前に数週間も交渉した2000件の合意内容の要約だ。

この資料は、通信分野の交差特許契約の交渉における財務的な補償の類型機密が盛り込まれている。具体的には、支払いの条件、特許料率、特許を借りた商品の名前と技術、地域的な取引の内訳などだ。

モトローラは、こうした情報が公開されてしまうと、他社が自社との交渉で不公正に利用しかねないため、非常にデリケートな内容だと強調した。

ホ・ジョンユン記者

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