知的財産ニュース 韓国特許庁、「自動車燃費向上技術大会2012」を開催

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論文要約の受付期間：8月14日(火曜日)から9月21日(金曜日)まで
最終論文の受付締切日：10月26日(金曜日)

韓国特許庁は、韓国自動車工学会、自動車安全研究院と共同で「自動車燃費向上技術大会2012」を開催する。

本大会は、今般の燃料費高騰と世界的な自動車燃費規制緩和の流れを受け、燃費向上技術の研究開発を奨励する一方、政府レベルで推進している低炭素グリーン成長政策の取り組みの一環として2010年から始まったものである。

今年の大会では、例年と同じく韓国自動車工学会の2012年定期学術大会と同時に行なわれる。8月14日から当学会のホームページ(www.ksae.org)の論文受付システムを利用して応募できる。

自動車技術関連の産業界の研究員だけでなく、大学生や大学院生も参加でき、エンジン効率の向上、動力伝達システムの改良、車体の軽量化、ハイブリッド自動車など、自動車燃費の向上に関する様々な分野に分かれている。

提出された技術の論文は、学術性と特許性に関しての1次と2次にわたる評価を行ない、最終的に8本が受賞作に選定される。

今年は、報奨の範囲を拡大し、中小企業、大学、公共研究所の研究員も報奨範囲に入るよう、一定の部分を割り当てる方針だ。

受賞作には、特許庁長官賞、韓国自動車工学会長賞、自動車安全研究院長賞(各賞状及び賞金80～300万ウォン)が与えられる。技術論文の内容は、2012年11月21日から11月24日までKINTEX(高陽市)で行なわれる韓国自動車工学会の定期学術大会で発表される。

今回の大会は、自動車の燃費向上技術論文の知的財産権利化を促すという面で意味があり、韓国特許庁は、今後もグリーン技術関連の知的財産を創出に向け、様々な政策的支援を行っていく方針だ。