知的財産ニュース 韓国放送広告振興公社(KOBACO)、公告素材伝送システム(KODEX)で特許取得

2012年8月22日
出所: 電子新聞

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韓国放送広告振興公社(KOBACO)が公告素材伝送システム(KODEX KOBACO Data Express)で特許を取得した。

この特許は、放送に送出される公告に目に見えないデジタルコードのウォータマーキングを挿入し、自動検出する技術だ。全ての広告に適用できる。広告主が自社の広告が送出される放送内容、時間をリアルタイムで確認できるため、正確な広告統計算出と効果の分析が可能になる。

KODEXは、テープの形で放送局に受動伝達していた放送広告素材(CF、CM)をデジタルオンラインファイルに変換して伝送するシステムで、現在140の放送局が利用している。

KOBACOは、2005年10月から業界で初めて公告素材のオンライン伝送システムであるKODEXを構築し、運営してきた。今年の2月には新技術が適用されたHD KODEXのサービスを開始した。

KOBACOは、KODEXで地上波放送局、ケーブルテレビ、総合編成チャンネルなど、年間約30万件の広告素材を伝送し、毎年70億ウォン規模のコスト削減を実現してきた。KODEXは、2010年取得した放送公告オンライン商取引システム(KOBAnet)の特許に続いたKOBACOの2番目の特許だ。

全ジヨン記者

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