知的財産ニュース 麗水エキスポで未来の海洋発明家を目指す

2012年8月7日
出所: 韓国特許庁

3657

麗水エキスポの青少年発明記者を対象にエッセイコンテスト受賞式を開催

韓国特許庁と麗水エキスポの組織委員会は、全国の青少年発明記者が参加した「未来の海洋発明エッセイコンテスト」の受賞式を8月7日、麗水世界博覧会の組織委員会ブリフィングルームで開催した。

受賞式では大賞(麗水エキスポの組織委員長賞3点)、金賞(特許庁長賞6点)、銀賞(国際知識財産研修院長賞9点)、銅賞(韓国発明振興会長賞15点)など、合計33点の受賞作に賞状と麗水エキスポ記念硬貨が副賞として授与される。

今回のエッセイコンテストは、青少年に海洋の重要性を認識してもらい、海に、世界に進出する前向きさを与えるために麗水エキスポで7月の1ヵ月間行なわれたものだ。全国から600人の青少年発明記者が参加してエキスポ現場で直接体験した感想を書いたエッセイを出品し、全国の化学教師などに構成された発明記者団運営委員会の審査で選定された。一方、当コンテストには学生だけでなく、親や保護者、発明教師が参加し、多角的な体験活動が出来るように運営された。

大賞に選定されたソウルヨンソ小学校の徐ジミン記者は、海洋産業技術館で見た海洋エネルギー技術を、全州キリン中学校の金ボム記者は、海洋文明都市館を通じて海底都市デザインをテーマにエッセイを書いた。昌原ボンリム高校の宋イェウォン記者は、麗水エキスポを通じて未来の海洋発明家になりたいという願望をエッセイに盛り込んだ。

金ホウォン庁長は、授賞式で「今回の取材活動とコンテストを通じて海洋発明への青少年の高い関心を確認することができた。一生に一回の麗水エキスポを体験した青少年発明記者は、未来の海洋発明の主役として成長できる」と述べた。

青少年発明記者は、全国1,933校の小中高校から、教頭の推薦で選抜された4,869人が各地域で活躍している。受賞作は「国家知識財産教育ポータル(www.ipacademy.net外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)」、「青少年発明記者団」のネットコミュニティ及びエキスポのニュースレターなどでオンライン展示しており、発明教育にも活用する計画だ。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
担当者:大塚、柳(ユ)、李(イ)、半田
E-mail:kos-jetroipr@jetro.go.jp
Tel :+82-2-3210-0195