知的財産ニュース アップル、「米国の法務部がサムソン電子の反独占法違反について調査中」

2012年10月24日
出所: デジタルタイムズ

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米国の法務部がサムソン電子を標準特許の濫用による反独占法の違反の疑いについて調査を行っているという主張がアップル側から提起された。

米国時間の23日、知的財産権専門ブログFOSS Patentは、アップルが米国国際貿易委員会(ITC)に22日提出して陳述書でこのように主張していると報じた。

アップルは、陳述書で「(米国の)法務部がサムソン電子の必須標準特許使用について調査を開始した。」と主張した。

FOSS Patentは、「ブルームバーグが6月に報じた、米国の反独占監督機関がグーグル及びモトローラを相手にモバイル関連の必須標準技術を公正に使用しているかどうかの調査をはじめたという記事と脈絡を共にしている」と説明した。

一方、欧州連合の執行委員会も今年初め、サムソン電子を相手に、必須標準特許を濫用して欧州のモバイル市場の競争を歪ませ、欧州通信標準研究所(ETSI)に約束した事項を違反したかどうかを調査している。

キム・ユジョン記者

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