知的財産ニュース 来月18日、世界特許紛争が一目で分かる

2012年8月28日
出所: 電子新聞

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知的財産(IP)権をめぐるサムスンとアップルの特許合戦が注目されているなか、グローバル特許紛争の流れと動向を把握する大規模なコンファレンスが開かれる。産業現場の特許専門家が企業の生き残りと国の競争力における特許管理の重要性を直接伝える。

韓国知識財産保護協会と電子新聞は、9月18日にソウルのコエックスにて「特許合戦2012」フォーラムを開催する。「グローバル特許紛争、出口の見えない戦い」というテーマで開かれる当フォーラムは、特許合戦に備えたサムスンの特許戦略や、サムスンとアップルの特許訴訟合戦の展望などを集中的に話し合う。「特許合戦」の著者として知られるチェジョングク特許法律事務所のチョン・ウソン代表が「サムスン対アップル、世界市場を揺さぶる特許合戦の勝者は?」をテーマに基調演説を行う。

主な講演として、ドイツの特許専門家と中国の特許弁理士がグローバル特許紛争の動向を説明するため、中国と欧州の特許紛争の展開と訴訟の手続きなどを発表する。最新テーマについてのトークセッションでは、成均館大学法科大学院のソン・ギョンハン教授とタレ特許法務法人のジョ・ヨンシク弁護士、産業界の専門家などが集まり、同時多発的に発生している特許紛争への対応策を議論する。

「特許戦争2012」カンファランス参加対象は、企業のCEO・CIO・CFO・法務チーム担当者・特許関連の担当者・知的財産権分野の業務従事者 政府と研究機関の特許関連担当者・研究管理の専門家 理系大学生・産学協力団 法曹界の法律事務所の弁護士と弁理士 その他特許保有者と出願予定者などだ。

クォン・ドンジュン記者

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