知的財産ニュース 海外で簡単に商標登録を受ける方法を教えます

2012年4月23日
出所: 韓国特許庁HP

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韓国特許庁と世界知的所有権機関(WIPO)は、4月24日から5月3日まで光州、釜山、大田、ソウルにおいて「国際商標登録に関するマドリッド制度地域巡回セミナー」を開催する。

マドリッド国際商標登録は、一つの出願書で複数の国家に同時に商標を出願して登録を受けることができる制度。WIPO によれば、韓国のマドリッド出願は2011年489件(世界16位)で、前年比38.1%と増加したが、韓国のPCT国際特許出願(2011年10,447件、世界5位)に比べて低レベルに留まっている。

WIPOは、今後韓国のマドリッド制度の利用が徐々に増加するものと期待し、経営者らの認識向上のためにこのセミナーを設けた。

今回のセミナーでは、昨年末韓国人で初めてWIPOの重要ポストに就いた金・ジョンアンマドリッド情報振興局長がマドリッド制度の「概要および現況」を紹介し、特許庁担当者がマドリッド「出願手続き」および「PCT国際特許」について有用な情報を提供する予定だ。

企業の知的財産担当者、弁理士など海外商標および特許出願に関心のある人は誰でも参加可能で、参加費は無料。光州(4月24日デザインセンター)、釜山(4月26日韓国発明振興会釜山支会)大田(5月1日テクノパーク高周波センター)、ソウル(5月3日DMC産学協力研究センター)で午後2時から6時まで開催され、その他の質問などは該当地域の知識財産センターに問い合わせして下さい。

ジェトロ・ソウル事務所知的財産チーム

ジェトロ・ソウル事務所 知的財産チームは、韓国の知的財産に関する各種研究、情報の収集・分析・提供、関係者に対する助言や相談、広報啓発活動、取り締まりの支援などを行っています。各種問い合わせ、相談、訪問をご希望の方はご連絡ください。
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